6.17 Sat 2017
寛政2年福井伊右衛門により京都にて創業したお茶の老舗「福寿園」。
その福寿園が宇治川のほとりに造った宇治茶工房で人気の体験<石臼を使った抹茶作り>や<玉露の美味しい淹れ方>を教わりました。
本日の先生
福寿園 宇治茶工房のみなさん
会場はこちら
福寿園 宇治茶工房
宇治茶文化の伝承の地で、風光明媚な宇治川の清流のほとりにあります。お茶作りや茶器作り体験のほか、茶室や資料館、茶甘味・茶料理を楽しめる茶寮があります。
- 住所
- 京都府宇治市宇治山田10番地
- TEL
- 0774-20-1100
福寿園 宇治喫茶館に集合後、宇治川を渡って宇治工房へ移動
集合は福寿園 宇治喫茶館。
お茶を味わいながら、スケジュールなどを確認し、
源氏物語で有名な宇治川を渡り福寿園宇治茶工房へ移動。
石臼での抹茶作りに挑戦です
お茶の種類や石臼の挽き方などのレクチャーを受けます。
抹茶の原料となる「碾茶」を石臼で挽きます。茎や硬いところは取り除いてあります。
二人一組になり、1周3秒のペースで、交代で石臼を回します。
15分くらい挽き続けます。結構大変そうです。
最後は石同士が擦れないように、中にお茶が残っている状態で終わります。
挽いた抹茶を丁寧に刷毛で集めて一旦茶筒へ。
お茶を立てます。茶筅の使い方をレクチャー。
挽きたての抹茶を茶杓でお茶碗に入れて、
お湯を注いで、
茶筅の先をお茶碗につけず、手首を使って、音がするほど激しく混ぜます。シャカシャカ。
利き手でない手でお茶碗をしっかり持っていなければなりません。結構難しい???
挽きたてと通常の抹茶の飲み比べ。挽きたてはさわやかで苦味が少ない。通常の抹茶は味がより濃く感じます。
玉露のおいしい淹れ方セミナー
玉露セット。お茶碗、急須、湯冷まし、茶筒、鉄瓶、お菓子「宇治のみどり」、お出汁など。
まずはお茶碗に鉄瓶から熱湯を入れます。
お茶碗から湯冷ましにお湯を移して冷ます。湯冷ましを手にもてるようになったら適温の40度くらい。
急須に茶葉をいれる。今日は玉露「金雲」を使いました。
低い温度でゆっくり旨みを引き出すのが秘訣です。2分おいたら、急須の蓋を押さえて、注ぎます。
揺らさず、最後の一滴まで注ぎきります。
二煎目は一煎目より色が濃くて、さわやかな渋みが出て、また違う味わい。
三煎目は鉄瓶から直接急須へ。玉露は「煎がきく」と言われて何杯もおいしく飲めるそうです。
茶葉をカツオ+コンブ+擂りゴマのお出汁つけて食べてみます。ほうれん草のお浸しのような感じ。
茶葉には食物繊維のほかビタミンA.C.Eなどが含まれ栄養が豊富です。
最後に記念撮影。
皆様お疲れ様でした。
参加者の声
初めてで感激しました。全体的にとても充実して楽しいイベントでした。日本の文化はすごいです。福寿園さんのファンになりました。
どちらの体験もとてもお面白かったです。玉露の味に驚きました。家族や職場の人に早く話したいです。ありがとうございました。楽しかったです。
福寿園さん大変楽しく興味深かったです。お茶というものを優雅に堪能できました。また次回も参加したいです。場所も宇治だったので、観光もできて京都を満喫しました。ありがとうございました。
イベントの内容、時間、場所等全て満足しました。次回も是非参加したいです。