2.23 Sat 2019
琳葉盆栽主宰 千絵さんに教わるミニ盆栽教室。
淡い八重の花を多くつける旭山桜のミニ盆栽を作りました。
本日の先生
盆栽士 千絵さん
■経歴
日本園芸協会「盆栽士」の資格を取得され、2012年より琳葉盆栽教室を主宰。
各地で盆栽教室、ワークショップの講師を務めるほか、雑誌、テレビ、ラジオなどメディア出演も多数。現代のインテリアにもあう「モダン盆栽」を創作、生活に取り入れ日本の四季を楽しむライフスタイルを提案していらっしゃいます。
『Brillia会報誌Vol.86』の盆栽特集においても監修いただいております。
会場はこちら
東京建物八重洲ビル 1階 Brilliaラウンジ
材料:桜の苗、赤玉土(小粒、極小粒)、苔、鉢(事前にネットを針金で固定、根止めをセット)
鉢底に赤玉土を敷く。まず底が見えなくなる位に小粒を、その上に極小粒。
こぼれないようにそーっとね。
こんな感じ。
桜の苗をとって、正面を決める。
自分がいいと思うところが正解。
お父さんと相談しながら…。
どこがカッコいいかな?
桜の苗の表面の苔を軽くはがし、根の周りの土をほぐします。
(今回は)根を切らずに、丁寧に土をほぐす。
ポイントは土を抜きすぎないこと!
お子様でもゆっくりやれば大丈夫。
根が出てきたら、鉢に差し込みます。
木が美しく見える位置を確認しながら。
難しいところはお父さんと一緒に。
事前に鉢にセットしてある[根止め]で苗を留める。ポイントは幹にグルグルと巻き付けないこと。
植え込み角度を考えながら鉢に固定する作業は細かくて、結構難しい…。細かい作業です。
鉢と苗の間に極小粒の赤玉土を入れます。
まずは指で押さえながら、赤玉土をつぎ足し、次に割り箸と指で同時に押さえながらつぎ足します。
鉢の中に空間が残らないようにしっかり赤玉土が入ったら、この作業は終了です。
鉢ごと水に浸けて鉢底の穴から水が上がるのを待ちます。水が上がると赤玉土の色がかわる。上から水を掛けないように注意。
山苔を飾ります。まず苔の裏側の根の部分をハサミで切って緑の部分を残し、薄くします。
苔を赤玉土の上に乗せて上から押しこみます。ポイントは、苔と苔を重ねないこと。木の幹の上には乗せないこと。
割り箸をうまく使って、鉢からはみ出したりしないようにきれいに苔を整えます。
最後に鉢の周りをきれいに拭き取って完成。
桜はまだ固い蕾でしたが、一つの蕾から3つ位の花が咲くそうです。大切に育ててくださいね。
最後に育て方の説明。〇水あげの頻度〇栄養は花が終わってから〇葉は夏にむしらない〇外で育てる など。
こんな感じに咲きました。剪定のタイミングは花後から5月まで。来年も楽しみです。
参加者の声
盆栽は初めてでしたので、とても楽しい時間でした。今まではガーデニングしていましたが、今後、盆栽も育ててみたいと思います。ありがとうございました。
手や足を使った作業が楽しい。この後花が咲くという楽しみがある。「お土産」がうれしい、ありがたい。子供と一緒に参加して思い出に残った。植物や盆栽に興味をもてた。また自分でも育ててみたい。
【お子様のご意見】細かいさぎょうがとくにコツをつかってむずかしかったけど、コツをうまくつかめたからよかったです。家でも作ってみたいです。からせないようにしっかり水などをやりたいです。
季節を感じられる催しでとても楽しめました。今後も同様のイベントがありましたら参加したいです。