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食卓の歓びーOn the Tableー
はじめに
食の楽しみは、生活の楽しみ。そして、食が集う食卓は、そこに住む人の象徴です。食卓を彩るさまざまなアイテムを通して心豊かな暮らしの歓びを感じてみませんか。
Spice(スパイス)
お料理はもちろんのこと、医薬品や香料などにも幅広く利用されてきたスパイス。生活に潤いを与えるアイテムとして、ぜひ手に入れてみて。
スターアニス
八つの角を持つ星形で、芳香はアニスと似ていることがその名の由来。別名・八角(はっかく)。豚の角煮や鶏肉の煮込みなど、中国料理の下味や香りづけに利用します。杏仁豆腐シロップ独特のフレーバーもスターアニスの香り。
カルダモン
「香りの王様」と呼ばれるカルダモン。カレーに欠かせないガラムマサラやリキュールの香りづけにも。カレーはもちろん果実とも好相性。ジャムをゼリー・コンポートの下ごしらえに使えば、一層風味豊かなデザートのできあがり。
レモングラス
エスニック料理において欠かせない存在。爽やかなレモンの香りを放つ多年草。スープなど料理の香りづけに利用。乾燥させたレモングラスは食用には向かないため注意が必要。代表的な料理はトムヤムクン。ハーブティーにすると、消化機能を高めてくれるとか。
ローズマリー
もともとは地中海沿岸に自生分布。葉と開花直前の花穂を利用する、シソ科の常緑多年草。肉や魚などのムニエルやソテーに適しています。また、オリーブオイルやビネガーにローズマリーを漬けておくと、オリジナルの調味料にも。
ローレル
ブーケガルニにも使われる、フランス料理には欠かせないスパイスの一つ。肉や魚の生臭さを和らげ、素材を上品な香りに仕上げます。スープやカレーには2枚程度で充分。長く煮込むと苦味が出るので注意が必要です。米びつに数枚に入れておくと防虫効果も。
くちなしの実
カロチノイドの一種・クロシンが含まれ、食品や繊維を染めるための着色料として利用。乾燥させたくちなしの実を割って水に浸すか熱湯に煎じ、きんとん・たくあん・麺類・お菓子などを色よく茹で、彩り豊かな黄金色に染めてくれます。
ジュニパーベリー
カクテルに利用されるジンの独特の香りは、ジュニパーベリーによるもの。キャベツや酢との相性が良いので、ザワークラウトやドレッシングの風味づけに使用します。潰した実をハーブティーに加えて楽しめば、利尿作用が得られるとか。
シナモン
紀元前の頃から香料や防腐剤として利用された、世界最古のスパイス。砂糖と相性が良く、粉末にしたシナモンは、パン・アップルパイ・フレンチトースト・クッキーなどの洋菓子の仕上げに利用。ホールのままなら、カプチーノや紅茶の香りづけに。
クローブ
原産地はインドネシア。釘に似た形で、甘く強い芳香と舌にしびれるような刺激味が特徴。数あるスパイスの中でも、インパクトのある香り。ハンバーグやミートソースなどに代表される肉料理の臭みを取ったり、クッキーやシフォンケーキなどの焼き菓子に使えば、香ばしさをプラス。
オールスパイス
シナモン・クローブ・ナツメグ・こしょうを合わせたような風味を持つことがその名の由来。ミックススパイスと勘違いされがちですが、単体植物のスパイス。パウダーの状態でドーナツ生地に混ぜ込んだり、スープやシチューの隠し味にしたり、粒のままマリネなどにも。
サフラン
1つの花から3本しか取ることができない高級品。古代ギリシャで使用が許されたのは、王族のみ。あらかじめ温湯にサフランを浸し、色と香りを浸出させて利用。パエリア・サフランライス・シチュー・スープなどに。多湿な場所を避ければ、優しい香りと風味が2年ほど持続します。
MEMO 古くなったスパイスの利用方法は?
軽くあぶって香味を引き出す
ホールスパイスをアルミホイルに包み、フライパンでから煎りします。香味がよみがえる場合があるので、捨ててしまう前に試してみて。
ポプリとして再利用
古くなったスパイスに、ベルガモットやオレンジなどのエッセンシャルオイルを数滴加えます。密閉容器で2週間ほど熟成させれば、落ち着いた雰囲気のポプリが完成。
Cheese(チーズ)
食への探求心をくすぐる、世界のチーズ。そのままでいただいても、肉料理や魚料理のソースに使っても美味。さまざまな食材とのマリアージュを楽しんで。
パルミジャーノ・レッジャーノ
熟成期間は最低18ヶ月以上。イタリアの先住民が作った、イタリアチーズの王様。
サラダやリゾットなど、すり下ろしてふりかけるだけでお料理のレベルがワンランクアップ。市販のカルボナーラソースに少し加えるだけでも、ぐんと深みが増します。
カチョカヴァッロ
イタリア南部やシチリア島に古くから伝わり、紐でつるして乾燥熟成。ユニークな形が印象的。
ミルクの豊かな香りに、クセのない優しい甘み。厚切りにしてフライパンで焼いたり、薄くスライスしてハンバーグやピザの上にのせて。熟成が進むほどにコクが生まれます。
ミモレット
名の由来はフランス語の「ミ・モレ(半分柔らかい)」。目にも鮮やかなオレンジ色のチーズ。熟成から3ヶ月程度のものは"半分柔らかい"食感。時が経つにつれ、身がしまって硬くなります。熟成18ヶ月を過ぎる頃にはまるでカラスミのような味わいに!吟醸酒や焼酎にもよく合います。
ロックフォール
2000年以上前から南仏にある洞窟で熟成されて作られてきた、歴史あるブルーチーズ。ブルーチーズの塩気は、優しい甘味のハチミツ・コンフィチュール、いちぢく・レーズンなどのドライフルーツにもぴったり。デザート感覚でどうぞ。
モッツァレラ
熟成させないフレッシュタイプ。もっちりとした歯ごたえと、さっぱりとした酸味が魅力。カレーの上にちぎってのせたり、オニオンスープに使ったり、ハーブと一緒にフライにしたり。どんなお料理にも合うマルチなチーズ。醤油とかつお節でいただけば、和食の前菜としても。
クリームチーズ
牛乳に生クリームをプラスして作られるフレッシュタイプ。シンプルなチーズはアレンジ自在。ハーブやスパイス、明太子などを練り込んで、お手軽ディップの完成。さいの目に切ったクリームチーズに万能ネギをのせ、わざび醤油を準備すれば、急な来客にもぴったりのおつまみ。
カマンベール
原産国はフランスの、白カビチーズ。熟成タイプと品質が安定したロングライフタイプの2種。そのままの食感を味わったり、スライスしたりんごと一緒にいただいたり。チーズの上部に切り目を入れ、中心がとろける程度にオーブントースターで温めれば、即席チーズフォンデュに早がわり。
Vegetable(ベジタブル)
続々と誕生する新顔野菜から、知ってはいても手にしたことがなかった野菜まで。新鮮な野菜たちで創る、ヘルシーな食卓。
スティックセニョール
花部分はブロッコリー、茎部分はアスパラガスのような味。輸出先のアメリカから逆輸入。ベーコンやステーキなど、濃い味付けのお料理の付けあわせにおすすめ。ビタミン・カロテンなど、栄養価の高さは新野菜ならでは。
高糖度トマト
水分を極力控えることで、小粒の中に甘みが凝縮。弾けるような食感に感動!栄養分たっぷりの高糖度トマトは、調理せずにそのままで。10度以上の糖度を誇る「アメーラルビンズ」が人気。
むかご
山芋の葉の付け根にできる、小指の先ほどの球芽。10月~12月頃に収穫される秋の味覚。炊き込みごはんや味噌汁の具として。バターで炒め、塩をひとふりするだけでも立派な一品に。小さな粒に山芋の旨味が凝縮されています。
チコリ
ほんのりとした甘みと柔らかくしゃりっとした歯ざわりが特徴の、ヨーロッパ原産高級野菜。生のままでサラダとして、刻んで炒め物にも利用します。1枚1枚はがして器に見立て、カナッペ風の前菜にすると素敵。
ペコロス
直径3~4cm程度の小型タマネギ。普通のタマネギを密生させて植えて、あえて小玉に。柔らかい肉質と甘みが特徴。長時間煮込んでも形が崩れないので、ポトフやシチューなどの煮込み料理に、丸ごと使うことができます。
ビーツ
ロシアのボルシチでおなじみの真っ赤な健康野菜は、サトウダイコンの変種。煮込み料理のほか、酢漬けやサラダとしても。手についたビーツの赤い色はレモン汁で落としましょう。茹でて保存しておけば、生のままより長持ち。
アイスプラント
優しい塩味とプチプチとした食感が魅力の新食感野菜。葉や茎のきらめきは、まるで水滴。サラダでいただくのが王道。天ぷらにすれば、味付け不要でそのまま。熱が加わるととろみが出るので、シチューの具材としても。
ゆり根
収穫するまでに丸3年。柔らかな甘味とホクホク&モッチリとした歯ざわりが特徴。ぷっくりとしたゆり根は、茶碗蒸しのほか、バター炒めや炊き込みご飯など、その調理法は意外にもたくさん。
レディーサラダ
三浦大根がベースの新種野菜。表面が赤く、彩り鮮やか。生食用に適した大根。皮のまま食べることができます。千切りサラダが一般的な食べ方ですが、酢の物でも美味。表皮の紅色がさらに鮮やかに蘇ります。
MEMO 花で彩る、華やかなワンディッシュ
食卓に彩りを与える食用花。
その名の通り、食べるために育てられた花のことです。サラダに散らして、お茶やソーダに浮かべて…。心の豊かさを演出してくれそうです。
食菊
観賞用の菊に比べて苦みが少なく、ほのかな甘み。茹でておひたしにしたり、天ぷらやお吸い物にも。
ローズ
フライ・ソース・ジャムなど、どんな料理にも利用可能。ローズティーで知られるように、薬用効果もあります。
デンファレ
色とりどりのデンファレは、お料理に華やかさをプラス。サラダやゼリーにぴったり。
- ※ 本ページ内に掲載の情報は2016年4月時点のものです。