Brillia くらしのコラム

気持ちのいい暮らしのつくりかた

手作り「甘酒」で夏を元気に乗り切ろう!

暑い夏、エアコンや扇風機を総動員してもまだ暑い...(泣)。
そこで今年は少し発想を変え、インテリアを涼しく演出して爽やかな気分で過ごしませんか?
ちょっとした工夫で清涼感のあるコーナーは作れます。見るだけで体感温度が下がりますよ!

グリーンを取り入れてフレッシュな空間に

部屋に植物があると、深呼吸したくなるような清々しさを感じます。テーブルに小さなグリーンがあるだけでも、気持ちがいいもの。この植物のもつフレッシュなパワーを、夏こそ取り入れましょう。
生花でもいいのですが、暑い夏は花もちがよくなく、やはり観葉植物がベストです。大きな鉢植えでなくても、シュガーバインやワイヤープランツなどのミニ観葉でじゅうぶんですので、部屋に飾ってみましょう。同じくミニ観葉のアイビーやポトスなどは、茎をカットして水に挿しておけば根が出て育ち、お手軽に水栽培も楽しめます。ミントやバジルなどのハーブ類も水栽培できますので、キッチンで育ててもいいですね。
花屋さんでドウダンツツジなどの枝ものを買うのもおすすめ。枝ものは生花よりも長く楽しめ、高さがあるので部屋いっぱいにグリーンのみずみずしさが広がります。伸びやかな枝ぶりは、それだけで存在感のあるインテリアにもなります。

ガラスは並べるだけで涼しく見える!

いつもの冷奴も、ガラスの器に盛りつけると涼やかさ倍増! 目で冷えを感じるだけで、自然と食欲も増すから不思議ですね。冷ややかなガラスは夏のテーブルではもちろん、インテリアのディスプレイとしても活躍してくれます。とは言え、わざわざガラス小物を買ってきて飾る必要はありません。家にあるグラスやジャムの空き瓶、ガラスの花瓶などでも涼しさは演出できます。
お気に入りのグラスや瓶をいくつか並べてグリーンを挿しても可愛いですし、貝殻などの夏の想い出の品とともにガラスのコーナーを作っても素敵です。ガラスの器をアクセサリーやコスメグッズ、キャンディなどのお菓子収納にしてもいいですね。透け感のあるガラスは清涼感たっぷり。ガラスのコーナーを目にするたびに、スッキリ爽やかな気分になれますよ。夜はグラスにキャンドルを入れて火を灯し、リゾートホテル風に演出してみるのもおすすめです。

お部屋のアクセントに使いたい涼感カラー

人は赤やオレンジなどの暖色系を見ると体感温度が上がり、青や水色などの寒色系を見ると下がると言われています。白やグレー、シルバーなどもクールな印象を受けますよね。これら涼感カラーをカーテンやラグなどの大きな面積に使うと涼しさを出すのに有効ですが、クッションカバーやランチョンマット、小物入れや花瓶など、小さなものでも効果はちゃんと得られます。意識して涼感カラーを取り入れてみましょう。
ファブリックに用いる場合は素材にも気を配りたいところ。夏はサラッと心地よいコットンや、シャリシャリした手触りのリネンがおすすめです。とくにリネンは通気性や吸湿性に優れ、透け感もあるので見た目も爽やか。カーテンや間仕切りに使うと、通り抜ける風がさらに涼やかに感じられますよ。
例年よりも家にいる時間が長くなりそうな今年の夏。おうち時間を快適に過ごすためにも、涼しさを意識したディスプレイに挑戦してみてください。

撮影・文/石野祐子(Forest inc.

フリーランスエディター・ライター。家事セラピストユニット「いえはな」主宰。海外ウエディング誌、女性情報誌、ファッション誌、インテリア誌などの編集を経てフリーに。料理やインテリア、育児、健康など、女性の暮らしにまつわるジャンルにて執筆。また、文筆家&生活哲学家・辰巳渚主宰の『家事塾』にて学び、1級家事セラピストの資格を取得。2016年より自宅教室「いえはな」を主宰し、すっきり暮らす片づけの考え方や、日々の家事をラクに気持ちよく回すための秘訣を伝えている。

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